内田内科


(2009年4月25日)
 


 早いもので開院してから11年が経過します。診察券の番号は15500を超え、非常に多くのみなさんとお会いしたことになります。

 私は内科認定医でありますので、患者さんの多くは、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の方ですが、呼吸器科(呼吸器専門医でもあります。)を標榜していることもあり、一般内科とは若干異なった点があります。

 その一つが在宅酸素療法を受けている方が30人ほどいらっしゃることです。肺の病気のため呼吸困難が起こり呼吸不全に陥った人たちが、自宅で酸素吸入を行っています。受診困難な一部の患者さんには訪問診療を行っています。稲田登戸病院時代からの患者さんもいらっしゃいます。

 二つ目は睡眠時無呼吸症候群の患者さんです。約100人近くが検査を受けられ、そのうちの25人が毎夜人工呼吸器のような機械を使っています。中断される方はほとんどいません。

 三つ目は禁煙指導です。禁煙希望者に対し、今までにニコチン療法を50人ほど、チャンピックス投与を11人に行っています。ちなみに、私は禁煙専門医です。ホームページ(uchida-naika.com)の効果が思いのほか出ているようで、小田急線、田園都市線、南武線を利用して無呼吸検査や禁煙指導を希望され受診するケースが目立ちます。

 四つ目は気管支喘息治療です。最新のガイドラインをもとに最良の喘息治療を行っています。軽症例から重症例まで、経験も30年以上と豊富なため的確な治療を選択できる自信があります。

 また特定健診および川崎市のがん検診を毎日行っています。胃透視(バリウム検査)は毎日2人(予約制)、その他、肺癌・大腸がん健診は予約なしで無制限に行っています。昨年は当院の健診で3人の早期の大腸がん患者さんが見つかりました。女性の、がんによる死亡数のトップが大腸がんになったようです。特に大腸がんは急速に増加している気がします。まずは便の検査から、ばかにしないで検査を受けましょう。

その他には、エコー検査(腹部、甲状腺、頚動脈)、動脈硬化測定検査、呼吸機能検査(COPD診断のため)、24時間心電図検査(ホルター心電図)を実施しています。このホルター心電図検査により、狭心症が判明し、すぐに心臓の冠動脈狭窄部分にステントを挿入されたケースや、特殊な不整脈が判明し、すぐにペースメーカー装着を受けたケースがありました。ああ、それから、この機械は使いたくないものですがAED(自動体外式除細動器)はもちろん備えています。

 当院には血糖値、ヘモグロビンA1c を約10分以内に測定できる器械がありますので、糖尿病の患者さんに対しては月に一回、診察の待ち時間に検査を受けていただき、診察時にはその結果をもとにして今後の治療方針をたてることができます。また白血球、赤血球、血小板、CRP(炎症反応の強さを調べる検査)の値が、やはり10分以内に測定できる器械もありますので、微熱が続く方、高熱の原因がウイルス性なのか細菌性なのか不明な方、貧血が疑われる方などに、すぐに対応できます。細菌性で炎症反応が強い場合、例えば肺炎、気管支炎、扁桃腺炎、胆のう炎、憩室炎などでは外来で抗生物質の点滴を行えますので、よほどのことがない限り総合病院に紹介入院となることはありません。

 以上、現在の診療状況を報告しました。これからも誠意を持って診療を続けてまいります。よろしくお願い致します。


                    内田内科 院長    内田和仁



 



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